Island541 その1

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統合プロジェクトを作る下準備をしました.

さっそく作品まとめプロジェクトを作り始めていきます.Project名は「Island541」としました.

まず最初に基本的な設定をしていきます.

まずエディタ設定で言語を英語にしておきました.これはC++のコンパイルをかけるときに日本語だとUTF-8ではなくShift-JISで文字コードが扱われることがあり,ややこしいのでエディタ設定を英語にしてできるだけ日本語がおかしくなるのを防ぎます.Windows自体の文字コードをいじる方法もあるのですが,ほかのいろんなファイルが壊れやすくなるので今回は避けています.

次にエディタのウィンドウが開く場所をDefaultからMainWindowへ.これは個人的にWindowが散らかるのがわかりにくいからこのように設定しています.分離したいときは自分でタブを引っ張って分けられればそれでよいので.

そして,今のうちに使いそうなプラグインはあらかじめ突っ込んでおきます.再起動も地味に煩わしいので.まずはキャラクター周りで必須なVRM4U.今回は5月7日くらいの版が入っています.少なくとも2人はVRMキャラクターを使うのでこちらは今のうちに入れておきます.キャラクター周りで言うとKawaiiPhysicsにも興味はあるのですが,一応最低限の目標実装には含まれないので今回は保留にします.

次にエディタユーティリティ周り,Electronic NodesとBlueprintAssistを入れました.特にElectoric Nodesの方はブループリントの配線をいい感じにしてくれるので,入れっぱなし前提で最初から採用.

また,今回はGameplay Abilities System(GAS)を採用しているUQ5の実装内容を入れる予定なのでGASも最初から有効化していきます.既存の実装も可能ならGASで置き換えることにもチャレンジしていきたいと思っています.

最後にUINavigationも有効化しました.これは今回の必須項目ではないのですが,UI周りが貧弱なのは毎回の課題だと思っていたので,この機会に使っていきたいと思っていれておきました.実際に使うかは未定です.

次の下準備として,C++を有効化しておくため適当なC++クラスを作って.slnファイルを生成しておきます.VRM4Uのプロジェクトをパッケージ化するときにも必要になりそうですし,GASはC++との親和性が高いシステムのはずなのでこちらも今のうちに用意しておきます.

最後の下準備として,散らからないようにディレクトリの構成をあらかじめざっくり決めておきます.特に今回は9プロジェクトで使ったマケプレや外部素材のファイルも入ってくるので散らからないように整理整頓は大切になってきます.過去のプロジェクトでは気が付いたらBlueprintディレクトリにいろんな関係ないものが入っていたり,アセットのサンプル階層に本番データが紛れ込んでしまったりしたので.

下準備が済んだら,さっそく実装の準備に取り掛かっていきます.まず,メインのTPSゲームの代替の操作を作っていきます.基本的にはアンリアルクエストの1と2と5がベースになりますが,これらはアクション系の操作になります.なのでこれらで共通して使えそうなInputActionを作っていきます.

ということで12個のアクションを作りました.このうちLook,Move,Jumpはデフォルトのと被っているので階層を間違えないように注意が必要です.命名則もきっちりしておくべきだったか.またUINavigationを有効にしている関係で実はMenu関係のIAが生成されているようだったのですが,まぁ今は使わなさそうなので大丈夫でしょう.

さて,アクションが決まったら次は配置です.今回はキーボードマウスではなくコントローラー操作をメインに組んでいきます.これは個人的にキーマウ操作よりもコントローラーの方が慣れ親しんでいて好きだからです.

このように配置しました.悩みどころなのはダッシュや射撃,攻撃,回避などの位置でした.もともとのゲーム性で言うとアンリアルクエスト1と2は射撃系で,5は剣のアクションです.マウスだとややこしそうですがコントローラならアクションゲーム要素をボタンに,シューティング要素をトリガーに配置すればしっくり収まりそうです.

ダッシュについてはFortniteなどはスティック押し込みですが個人的にこれあんまり好きではなくて,どちらかというと押している間走って離したらやめてほしいです.なのでダッシュは肩ボタンに当てました.一方でしゃがみについてはスピード性を求められることも少なくこまめに切り替える場面もそうそうないので,こちらをスティック押し込みに設定するのが良いかと思いました.回避ジャンプについては仮割り当て,防御組み込む場合にややこしくなりそうだ.あとは現在は方向キーと左スティックが共通ですが,もしかしたら別のを割り当てることもできるかもなと思ったりしていました.

EnhancedInputの設定もきっちり先の図の通りに設定しました.Faced Button表記になるんだっけと思いつつもコントローラーをつないで設定したいボタンを押すだけなので特に迷うこともなく完了.

忘れずにキャラクターBPも専用のものを作り,IMCを作ったものに入れ替えたら今回は完了.

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