”カラー&ライト”という本を一周読みました。
この本は主に油彩についての色使いの話が書かれているのですが、デジタルでやる上でも重要な知識が得られると思います。また、ガーニー氏のものをはじめとする秀逸な油彩作品が数多く掲載されているので、単純に画集としても面白いです。
構成としては見開き2ページで小テーマを扱っているので、そのページのみをみて資料集的にも使えますし、翻訳もそれほど不自然なものではないと感じたので通読することも出来ると思います。私の読む速さだとだいたい6時間くらいでしょうか。ただこういった本は一周ざっと目を通したところで、完全に理解することは出来ないので、きちんと学ぶには3周か7周くらい読まないと行けないでしょう。
2,3色の混色法や顔料の特性などのこと、光のアタリかたや色。人間の感じる色の錯覚など色と光のことはたいてい書かれているんじゃないでしょうか。わたしは専門家ではないので、断言することは出来ないですが、WeB上にも多くのレビューがあるので安心して学ぶことが出来ますね。デジタルや印刷に触れると色はRGBCMYKにとらわれがちだけども、原色の取り方はそれだけじゃないということを思い出させてくれました。
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